なぜアロマトリートメントなのか?

今回は「なぜアロマトリートメントを選択したのか?」についてお書きしたいと思います。
もともとアロマに興味を持ったのは家族の不眠が原因でした。
寝付けない、睡眠時間も2〜3時間と短い、眠れたとしても深く熟睡できないという悩みをなんとかしたいという思いで頭や首のマッサージをしたりしていたのですが、あまり効果がありませんでした。
ぼく自身は非常に寝付きもよく今まで睡眠で悩んだことがなかったので、適度に身体を動かしたりマッサージをすることで筋肉の緊張が解けて血流が良くなれば眠れるだろうと簡単に思っていたのですが実はそうでもありませんでした。
もちろん身体の緊張や血流も関わってくるのですが、その時思ったのは思考が働きすぎていて脳が休まらないんじゃないかという感じがありました。しかしそんな状態の時に「余計なことは考えないでリラックスして休んだら?」と言ってもなかなか届くものでもありません。そこでもっと直接的に頭を休ませる方法がないかと調べたところアロマトリートメントにたどり着きました。
嗅覚と触覚は生命維持のために必要な本能的な部分との結びつきも深く、思考を経由しないでダイレクトに脳に影響を与えられる感覚です。
香りは思考をつかさどる大脳新皮質をすっ飛ばしてその奥の大脳辺縁系に届きます。皮膚をゆっくりと撫でたりマッサージすることで交感神経をおさえて大脳を休ませることができます。難しい理屈を抜きにしても、いい香りにつつまれながら丁寧にマッサージをされることは単純に心地よいものです。
アロマトリートメントを学び実践していくことで家族の不眠も徐々に改善され、以前より眠りの質も良くなり睡眠薬などに頼ることもほとんどなくなりました。また身体の不調や痛み、不安といったものが多分に心理的なものとも結びついていて「心地よさ」や「安心感」といったものの影響は大きいということも実感しています。
そして疲労回復や不眠解消という結果ももちろん嬉しいのですが、それ以上にリラックスして安らかな「いい表情」になってもらえたことが何より嬉しかったのです。
現在も様々な整体技法を継続して学んでいますが、主軸を「整体」ではなく「アロマトリートメント」にしているのは情緒やメンタル面への効果や「心地よさ」を重要視しているからです。
残念ながら日本ではまだまだ男性アロマセラピストの認知度は低く、男性によるオイルトリートメントは「大丈夫なの?」「あやしくない?」と思われてしまうのが現実です。
そういったイメージを払拭していけるように日々精進しています。


